X68000 & X68000Z

X68000 Z システムが基になった『 XM6 / XM6 TypeG 』X68000エミュレータで、
2001年8月から初版version 0.10の試作を始め、2006/11/23のversion 2.06まではPI.が開発を行いましたが、その後は、主にGIMONS氏によってXM6 TypeGとして機能拡張が行われてきました。

XM6 TypeG version 3.34以降は、再びPI.がメインメンテナンスに戻り、細かな保守を行っています。

 

XM6 TypeG の特徴

  • X68000・XVI・Compact・X68030・040turbo・060turboのフルラインをエミュレーション
  • X680x0の優れた/複雑な表示アーキテクチャを余すところなく再現
  • GUIデバッガと大量のサブウィンドウ、ログウィンドウを用いてX680x0実機内部を観測可能、実機向けソフト開発を強力に支援
  • SASIインタフェース機はハードディスク、SCSIインタフェース機はハードディスク・MOドライブ・CD-ROMドライブを接続可能。SASI機ではSxSI経由でMOドライブ・CD-ROMドライブの利用も可能
  • MIDIボード・ま~きゅり~ゆにっと・Nereid・拡張RS-232Cボード・SASI機向けSCSIボード・アッパーメモリなどの内部増設・外部拡張ボードを装着可能
  • MPUクロックをメーカー製造時の10MHz/16.7MHz/25MHzのみならず、10MHz~100MHzの範囲で様々なクロックに随時変更可能
  • 内蔵SRAMの容量増加・SCCへの供給クロック変更・キーボードへのダイオード追加・ADPCMクリア化など、実機でも行われた改造を実機同様にサポート
  • ジョイスティックポートは標準2ボタンからBM68専用コントローラに至るまで、おおよそX680x0で使われたありとあらゆるコントローラを使用可能
  • ホストOSとのファイル交換(WindrvXMおよびwindrv)をサポート

 

XM6ユーティリティ …… CG-ROM(CGROM.TMP)、SCSI-ROM(SCSIINROM.DAT/SCSIEXROM.DAT)の代替ファイルを作成するツール

XM6 version 2.06(ソースコード)…… 2006.11.23 の公開版(17年以上前)で、かなり旧いソースコードをアーカイブとして公開しています

 

X680x0エミュレータ XM6 TypeG

ダウンロードや更新内容の仕様 (Versionアップ) 情報の公式サイトです

こちらから XM6 TypeG version 3.36バイナリ をダウンロードして、ILP-ROMHuman68k version 3.02のシステムディスク の2つのデータを必ずダウンロードする必要があります。

IPL-ROM とは X68000 の実機 ROMイメージ を言う
基本 X68000・XVI・XVI Compact・X68030 順に発売されています
ユーザーが各自扱うごとに ROMイメージ を持たれていた方が良いと思います(すべてダウンロードをするも由)

HUMN302I.LZH (445.4KB) … Human68k version 3.02 のシステムディスク 【ディスクイメージ版】をダウンロードした方が良い
イメージファイル化されているので、XM6 TypeG にシステムをインストールできます

 

株式会社瑞起に関して

遡ること35年。度肝を抜くスペックと、アーケードゲーム『グラディウス』の移植で一世を風靡した『X68000』。
多くのパソコン少年憧れの「夢を、超えた。」モンスターマシンを、当時のデザインを再現しながら小型化し『X68000 Z』として復活させたい。

と株式会社瑞起が立ち上りました

2022年12月3日~2023年1月28日まで kibidango にてクラウドファンディング実施して、集まった金額3億5千万以上!!
それだけ期待度が高い!!

Z68000 Z (HACKER’S EDITION)の開発メンバーXM6エミュレーター開発者:PI. がいました
開発アドバイザ的な感じだったのらしいのですが、β2版X68000エミュレータができたと同時に2022年12月に開発メンバーから脱退しました
Twitterにもツイートされています

HACKER’S EDITIONとは
勇姿を集めて(モニターに参加して頂いている方)当時のゲームを所有しているゲームやアプリを動かして、不具合を見つける
瑞起の開発者も入っている

β2版X68000エミュレータ開発、アプリケーション開発、システムエラー修繕、不具合の改善を行っている
モニター参加している方も少なからずプログラムしているのも事実で、漏えいしない様に厳しい対策をとっている

 

PI.さんが抜けた状態から、開発者を募っていました

ソースコードに関しては、PI.さんが開発チームから離脱する前にまとめた資料を作っていると思うので、たぶんそれを参考にしている。XM6 TypeG から違う人が携わっている為、XVI・Compact・X68030 に関しては0から造ることになる……

XM6 TypeG ほどのエミュレーターを造るとなると2年は掛かるのではないかと、MPUクロックやMIDIボード、GUIデバッガと大量のサブウィンドウ(内蔵SRAMの容量増加)などの調整からプログラムが必要となる

 

興味深かったのが、

PI. GIMONS氏 との X(Twitter)でのコメントで、XM6 TypeG のX68000エミューレートは実機並みだ。Z68000 Z 性能に関してはX68000エミューレートはできていない 「欲しいか?」と言われるとお粗末なモノは要らない

と語っていた

XM6 TypeG はX68000の再現は実機と一緒

Z68000 Z は半導体のスペック不足とプログラムの複雑化かも……

 

 

 

 

 

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